新ジャンル

どうもこんばんは、本日3回目の更新です。

今日は明日の成人式のため、実家からお送りいたします。

とかいいつつタイトルのとおり新ジャンル。

Twitterでは普通に妄想垂れ流してましたが、ラブライブ!妄想が止まりません。

CPはにこまきです。

真姫ちゃんかわいい。何とも言えずかわいい。

ってなわけで追記からにこまきです〜


『私とあなたと』

ぴくっ

目の前の小さな背中に手を伸ばす。

指先が触れた瞬間、その背中が震えた。

「なによ」

「なんでも、ないわ」

そう返しながら背骨に沿ってつっと指を滑らせる。

ぴくぴくっ

「・・・・・・ぁっ」

小さな声が漏れた瞬間に、振り向かせて腕の中に閉じ込める。

遅れて揺れるツインテール

戸惑ったような瞳に、私の目を合わせた。

「ま、真姫ちゃん」

「なぁに、にこちゃん」

何か言いたかったわけではなくて、ただ、にこちゃんのぬくもりが欲しくて。

ただそれだけだったのだ。

「どうしたの?」

夕暮れの音楽室、ピアノの隣。

はらり、譜面立てから楽譜が落ちた。

その音を合図に、にこちゃんに顔を近づけて。

「ねぇ、好きよ。にこちゃんが、好き」

私の口から出た言葉は、ひどく拙い告白で。

「にこちゃん?」

何も言わない彼女を覗き込む。

その紅い瞳は、涙で潤んでいて。

「え、なんで、泣いて・・・」

「ばか、まきちゃんのばか」

「へ?」

返って来たのはそんな返事。

「遅すぎ、にこ、どれだけ待ったと思ってるのよ・・・」

「ごめんなさい」

おずおずと背中に回った手を感じながら、にこちゃんに顔を近づけた。

さぁ、私とあなた。

新しい関係を始めましょう。

終わり。


あぁ、とても、かわいい。